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コロナの向こうに
伊東カレブの会・山本文夫
2020年5月
コロナの災害はなにをもたらしたか。
第1は、都会は危険だという国民的な認識だ。都会は密集しているので危険な場所であることを思い知らされた。
第2はテレワークや一部であるがオンライン授業の普及だ。会社に行かずに仕事ができる、学校に行かずに勉強ができる。もちろんたくさんの弊害があるが、このことは仕事や学習に大きな変化をもたらした。
第3は安易に認めたくないが、個人事業や派遣社員の経済的な危機が顕在化したばかりか、大量の失業者が生じる可能性が出てきた。
これらの結果、今後都会から地方に移住したいと考える人が増える。普段は自宅で仕事をし、週に1回会社に行く、普段は自宅で学習し、月に1回スクーリングする。そうなれば大都市圏にいなければならない理由はない。自然豊かな所で生活し、仕事をし、勉強すればよい。欧米では以前から普及していることだ。もちろん第一次産業に従事したいと考える人も増えるだろう。
宅急便の高度利用が生産者と消費者を一気に近づけた。農業や柑橘業、漁業の新しい担い手が、健康志向のオーガニックな商品を開発し、首都圏の消費者に直販することが普及するだろう。伊豆で味わった料理を首都圏の自宅で味わいたいというニーズにこたえる料理店も出てくるだろう。
さてコロナの災害の影響はいつ止まるのだろうか。経済や家庭生活が正常になるまでどのくらい我慢しなければならないのか。川奈聖書教会の山口光仕牧師は、人生には上り坂、下り坂、そして「まさか」という坂があるという。いま医療の現場が混乱し、仕事が停止し、収入が途絶えるという「まさか」のなかで大勢の方が苦しんでおられる。
しかし闇は必ず明ける。人生はオセロゲームのようなものだといわれる。人生は終わってみるまでわからない「まさか」の逆転の連続だ。いや人生は死でおわらないかもしれない。フランス人経済学者ジャック・アタリ氏は「未来を恐れれば必ず失敗する」という。恐れずに挑戦し、工夫を重ね、死の向こうまで希望を持ち続けたい。川奈聖書教会ではオンラインの集会を続けている。
コロナ禍に思う
伊東カレブの会・山本文夫
2020年4月
生物がいるところには必ずウイルスがあるそうだ。進化論によれば細胞の誕生の時からウイルスの遺伝子は働いて、ついにヒトが誕生した。聖書の創世記がしめす創造論によれば、光から大地、そして太陽、月、星すべてが創造され、最後に人が作られた。進化論にしても創造論にしても、人は自然界に最後に登場したのだ。
その人は経済効率を求めて活動がグローバル化し、より良い仕事を求めて国境を越えて移住し、美しいもの、楽しいことを求めて世界を駆け巡るようになった。そこから得られる利益や愉しみを享受し、その頂点に達したかと思われる時に、自然界からの反撃が始まった。
その第一は地震と津波だ。人が作ったものは徹底的に破壊され、大勢のいのちが失われた。
その第二は原子力事故。究極の効率的なエネルギー物質からの反撃。しかも自然界には存在しなかったプルトニウムという至高の毒性をもつ副産物まで生み出した。
その第三は大気汚染による異常気象だ。地球全体を覆うその脅威と被害は年々増大している。そういえば十年前までフランスやドイツでは風害や水害のリスクは問題にならなかった。
そしていま、新型のウイルスの脅威が世界を席巻している。絶滅が危惧されるセンザンコウという哺乳類から検出されるウイルスとの共通点が多いという。中国の奥地に住む蝙蝠に存在していたウイルスが、人が食べるセンザンコウに移ったという。
英国の霊長類学者ジェーン・グドール博士は「コロナの大流行は、人類が自然を無視し、地球を共有すべき動物たちを軽視した結果だ、これは何年も前から分かっていたこと」という。つまり人類の自然破壊がコロナ登場の原因だということだ(ナショナルジオグラフィック)。
いま世界は、仕事も生活の基盤も壊され、「不安」や「不信」そして「死」が急速に目前に迫ってきている。人は地球に最後に誕生した生物。土から作られ、神に息を吹き入れられて誕生した。そして死ねば土に帰るだけの存在だ。その人が引き起こしている地球レベルの災厄の数々。
わたしたちは自然の一部にすぎない。今生きていること、生かされていることに、謙虚でなければならないと思う。
「マスクの安全な再利用法」 ジップロックのなかにアルコールを湿らせた2センチ四方の綿をいれ、そこに使用済みマスクを入れる。しっかりジップをすれば短時間で菌は死滅する。収穫したシイタケを乾燥しているとショウジョウバエの幼虫の完全な駆除に成功し、これをコロナ菌に応用したもの。東京都保健福祉局コロナ相談センターに有効性を確認した
新型コロナウイルスに思う
仙台カレブの会: 佐藤文紀
2020年4月27日
新型コロナウイルスでは、特に高齢者が重篤な症状に陥る事が確認されています。
私達の中で、小さな事でも何か出来る事はないのでしょうか・・・・・
聖書には、与えられる者よりは常に与える者になりなさい、と書かれています。
高齢者が日常生活の中で、人混みの中にどうしても行かなければならないのが日常品の買い物です。
自分達が行くついでに、高齢者のいる家庭の買い物を引き受ける事が出来ると思います。
呼びかけたところ賛同して頂いた人が多くいましたので、「カレブの会」でも会員の近くの方々や高齢者の友人がおられる方に声をかけてみてはいかがでしょうか。
ちよっとした事から、人と人との絆が出来るかもしれませんょ~(^^♪
新型コロナウイルスに思う
東京カレブの会:谷 雅史
2020年4月7日
昨今、被造物である人間が思い上がって科学の力に酔いれ、神から離れ、人間中心主義、拝金主義に染まり自然をむさぼり、権力・武力で相手をねじ伏ようとしています。
人を生産性で評価し賃金を搾取し、貧富格差は世界的に止めなく拡大しています。
核の不安、異常気候の不安、紛争、戦争、、、、
際限のない欲望に囚われ心を失った人たちがバベルの塔をあちこちに建てているように思います。
しかし今、コロナウイルスで命の尊さ、当たり前の日常のありがたさを皆が感じていると思います。
普段から仲間と声を掛け合い、豊かな自然の中で生きてきた日本人の「共生」という生き方が世界でも大切だと思います。
「空の鳥をよく見なさい。野の花がどのように育つか注意して見なさい。何よりもまず神の国と
その義を求めなさい。」(マタイ6:26~33)
「隣人を自分のように愛しなさい」(マタイ22:39)
新型コロナウイルスに思う
東京カレブの会:星野 隆三
2020年4月7日
世界的な大流行(パンデミック)が進行中の新型コロナウイルス。
いつ衰えるかも分からない先の見えない今日この頃・・・
盛んに「団結」「協調」という言葉が、世界に溢れています。
歴史を振りかえると・・・今回のような疫病パンデミックの後には、世界的なパラダイムシフト(価値観の転換)が起こった、 と言われます。
それに照らせば・・・現在の新型コロナウイルスの大流行は、収束後に、第二次世界大戦後以来の大きな価値観の変化を 世界中にもたらすのではないでしょうか!
つまり、このような世界的な人類の試練は、人間の欲が頂点に達したときに、神が人類に正しい生き方をするようにとの 転換を迫っている結果なのではないか? と私は思います。
例えば、これまで各国が大量の軍事費を投入して競い合っていた軍拡競争。
皮肉なことに・・・この極小なウイルスの前には、戦闘機も戦車も空母もまったく手が出ないのです。
また、物欲による過剰消費は、膨大なゴミを生み出し、地球を汚してきました。
さらに乱獲と濫掘によって、地球は悲鳴を上げています。
☆神はご自分が造ったすべてのものを見られた。見よ、それは非常に良かった。夕があり、朝があった。第六日。(創世記) ☆おまえの心が欲しがる果物は、おまえから遠ざかり、ぜいたくな物や華やかな物は、すべておまえから消え失せて、もはや 決して見出すことはできない。 (黙示録 18:14 )
☆ああ、何と幸いなことだろう、公正で、いつも正義を行う人。(詩編 106:3)
私たち人類は、これから次のような新しい生き方(価値観)を求められているのではないでしょうか!
以下はその例です。
・軍拡競争から平和主義へ
・国際対立から国際協調へ
・大国主義から国家バランスへ
・経済優先から生活や文化の重視へ
・自利社会から利他社会へ
・贅沢から廉潔へ
・格差拡大から格差縮小へ
・豊かさの追求から豊かさの深化へ
・人々の関心は面白いから興味深いへ
・人工から自然へ
・都会からローカルへ
・スピードからスローへ
この様になるかどうかは分かりませんが・・・
生かされている私たちに求められるのは、この様な方向に社会を転換していく使命がある、ということだと思います。 そして・・・私たち一人ひとりが、何のために生きているのかを自問するときではないでしょうか?
☆彼らは昔の廃墟を建て直し、かつての荒れ跡を復興し、廃墟の町々、代々の荒れ跡を一新する。(イザヤ書61:4)
☆あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。(マタイの福音書 22:39)